第73回別府大分毎日マラソン出走記その3ー本番後半
こんにちはパセリです。2025年2月2日(日)、別府大分マラソン(以下別大)に出走してきました。今回は第73回別府大分マラソンの大会レポート後半になります。よろしければぜひ最後までお読みください。
大会前半のレポートはこちら!
大会前日から当日朝についてもまとめています。ぜひお読みください!
さて、前半でまとめていた通り、ここまでオーバーペース気味で走って20km以降どうなるでしょうか……。
20km〜25km

20km付近でスタート地点に戻ってきました。オーバーペース気味で、早くも疲れを感じ始めましたが、それでも集団走のおかげでペースをそれほど落とさずに走ることができていたみたいです。
加えて、前年は気にならなかった別大国道のバンク、これが確実に身体にダメージを与えてきます。左右に傾いた路面でしっかり走るために、特に右の足首のあたりに疲労を感じるようになってきました。
24kmで予定通り二つ目のマグオンを摂りました。
20km〜25kmの公式タイムは19:28。
25km〜30km

25kmを過ぎて、大分市街地に入っていきます。
10km過ぎから、流れに乗ってオーバーペース気味でここまできました。とにかく自分の走りやすいペースで走るランナーさんについてペースを落とさずに走ってくることができました。
ところが27km過ぎの昭和通り交差点から28kmの新川交差点までの短い区間、強い向かい風で体力が削られます。歯を食いしばる思いでペースを落とさず新川交差点を右折。このあたりからずっしりと疲労を感じるようになってきました。
25km〜30kmまでの公式タイムは19:29。
30km〜35km

いよいよ好タイムを残すために頑張らなければならない30km以降に突入します。
前年と違い、今年はコースをすでに知っています。30kmから35kmの5kmが単調な直線で小さなアップダウンもあり、沿道の応援も少ない辛い区間だということをすでに知っています。
とにかくこの区間はひたすら長く感じました。1kmずつと思いながら走るのですが、その1kmがここまで走る区間に比べて明らかに長く感じられます。
そして32km過ぎ、背後から大きな集団があっというまに自分を抜いていきました。自分を軽々と抜いていく多くのランナーさんの背中を見て、余裕のない自分に比べてここからペースアップできるランナーさんがこんなにいるのか、と気持ちが折れそうになりました。
集団につくことはできませんでしたが、なんとか気持ちを奮い立たせるために少し早いですがここで3つ目のマグオンを摂りました。
1kmごとのラップタイムを確認すると自分も決してそこまで落ちてはいません。ここまで想定よりいいタイムできています。キロ4から少し落ちるペースでもPBを更新できることはわかっていたので、なんとかキロ4をキープしようと気持ちを立て直しました。
30km〜35kmの公式タイムは19:45。
35km〜40km

前年の別大も30km以降は疲労困憊でした。12月の奈良マラソンでは35km以降のアップダウンでやはり疲労困憊でした。4月の長野では38km体が重くて止まってしまいました。
しかし今年の別大はそのいずれとも違います。明らかにここまでオーバーペースできたツケがここにきて体に重くのしかかってきます。
ただありがたいことに、35km以降は沿道の声援が復活します。そして何よりこの日は、ここまでがんばって走ってきたのだから最後までがんばろうという気持ちが挫けそうな気持ちを上回りました。もちろん周囲のランナーさんのがんばりも自分のがんばりを支えてくれました。
35km〜40kmの公式タイムは20:10。
40km〜ゴール

乗越交差点を右折して高架下で40kmを通過。あと少し走って大分川の手前で右折すればゴールです。しかし、やはりすでにコースを知っているつらさ、大分川までのたった1kmがとてつもなく長く感じます。
ようやく大分川手前まできて右折。フィニッシュ会場まで1kmを切りました。ここにきて、明らかにオーバーペースで重かった体が前年以上に動きます。ペースは決して上がっていなかったと思いますが、気持ちの上ではラストスパートをかけていたつもりです。
そして! ついに! 再び別大のゴールであるジェイリーススタジアムに足を踏み入れます。スタジアムに入って不思議なほどに体が動きました。やはり気持ちの上では最後までスピードを落とすことなくゴールすることができました。
リザルト

結果は2:45:55(グロスタイム、ネットタイム2:45:42)。目標が前年の2時間49分を切って48分台でゴールすることだったので、PB更新どころか自分の想定を遥かに上回るタイムでゴールすることができました。
走り終えた直後は大きな達成感がありました。そもそも前年の別大の2時間50分切りが、ベストを尽くした結果で大満足でした。ですので今回の結果は、ベスト以上、自分の実力以上の結果だとしか思えません。そう思うと今回の結果は少し怖いような気もします。
2025年の別大の大会レポートはいったんここで締めくくりといたします。後日談などはまた別途まとめようと思います。
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