サブ3に向けて10 「距離走」のすすめ

2021年8月15日

こんにちは、パセリです。

前回・前々回の記事で、2021年の1月と2月に長い距離を走ることができず、フルマラソンに向けて不安が募っていく過程を記しました。

(前回・前々回の記事はこちらになります!)

その反省を踏まえた今回の記事ですが、結論は

  フルマラソンに向けて長い距離を走る練習は不可欠!

です。

1.そもそも「距離走」とは

当ブログでもこれまで「距離走」と言ったり「ロング走」と言ったりそもそも呼び方すら一定してなかったのですが、とりあえずこの記事では「距離走」に統一します。

で、フルマラソンに向けて必要な「距離走」とはなんぞや、ということですが、自分の経験上、やはりよく言われる30kmが目安になると思います。

フルマラソンを走り切るためには当然ながら42.195kmを目標のタイムの間ずっと体を動かし続けなければなりません。そのための筋肉や心肺の持久力をつけるには、あるまとまった時間走り続ける必要があると思うのです。そしてそのまとまった時間走り続けるための距離の目安が

  30km

だと思うのです。

また、「距離走」ではペースは度外視した方がいいと思います。もしくはペースを設定するならゆるめにすべきだと思います。速めペース設定で体が持たずに途中でやめてしまっては、まとまった時間走り続けるという目的にそぐわず本末転倒ですので。

2.「距離走」の実践ー2021年3月

とはいえ、30kmという長い距離を走るためにはまとまった時間が必要ですし、少なくとも自分には何か心理的な後押しが必要でした。で思い立ったのが、

  京都マラソンのコースを走ろう!

でした。

そこで午後に休みの取れた3月1日、京都マラソンのコースをなぞって走ることにしました。その時の記録が以下の画像です。もちろん信号で止まりながらなので参考にならないのですが、満足のいくタイムで42.195kmを走り切りました。

2021年3月1日

当日は特にペースを決めずにスタート。少しコースを間違えて鴨川河川敷を走っている途中で30kmに到達。日はすっかり暮れて足元も暗く危険だったので、「もうここでやめようか」と軟弱ぶりを発揮しそうになったところに颯爽と追い抜いていくランナーさんが。

しかもそのランナーさんは京都マラソンのコース通りに丸太町通で河川敷を離れて西へ走る風だったのでついていくことにしました。

そのランナーさんは烏丸丸太町をそのまま西へ走って行ったので、自分はそこでお別れして烏丸丸太町を東へ引き返したのですが、30km付近のもっともしんどい地点を通り過ぎることができたので、「ここまできたら最後まで走ろう!」という気持ちが強くなり、無事42.195km走り切ることができました。

3.3月1日の「距離走」を終えて

途中で見知らぬランナーさんに引っ張ってもらったとはいえ、42.195kmを走り切ったことは大きな充実感と達成感を自分に与えてくれました。また信号待ちをしながらですが、一度も歩かなかったことも自信につながりました。3時間15分01秒というタイムも、走る前に自分が想定していたよりも遥かに速いタイムでした。

3月はもう一度、13日に30km走を行いました。

2021年3月13日

1月・2月の体たらくから、自分に足りないのは距離だと仮説をたて、3月の前半、1日に42.195km、13日に30kmと2回の「距離走」をこなして、後半の21日、28日2週連続のフルマラソンに挑みました。その結果、3/28のなにわ大阪マラソンでサブ3を達成したのですが、1月2月の反省から3月前半に「距離走」を取り入れたことが、サブ3達成につながったのではないでしょうか。

4.最後に

改めて、今回の記事は、

  フルマラソンの走力向上に「距離走」は不可欠!

ということをお伝えする記事になります。ちなみに今回の記事で紹介した3/1と3/13の「距離走」は、自分にとってはペースが速すぎるくらいだと思います。あくまで自分の経験に基づく印象に過ぎないのですが、キロ5分ペースで30km、可能であれば月2回も走れば十分サブ3に近づくことができると思います(もちろんスピード練習等、他の練習にもきちんと取り組んでいることが前提ですが)。

今回の記事も最後までお読みくださり、ありがとうございました!