ランニングを人に勧めることをやめることにしたある出来事
こんにちはパセリです。今回の記事はタイトルそのまま、自分が人にランニングを勧めなくなったきっかけとなるある出来事についての雑談になります。よろしければお読みください(今回の記事は見出しなしです)。
もう何年前のことが忘れてしまったのですが……例年参加しているとあるリレーマラソンの会場にて……
とその前にリレーマラソンとはなんぞや、ですが、リレーマラソンとはある一定の距離(概ねフルもしくはハーフの距離)を複数人で文字通りリレーしていくものです。自分が参加していた大会は2kmの周回コースを21周(最初の1周はプラス0.195km)、これを4人以上のメンバーでリレーしてチームでフルマラソン完走します(ハーフでのエントリーもあります)。
で、そのリレーマラソンの当日、当然自分が走っていない時は休憩しつつチームのメンバーを応援しているわけですが、休憩場所にメンバーが通りかかるのを待っているとコースに、
人が倒れてる?
恥ずかしながら自分、想定外の事態に出くわすと思考が止まってしまって、「え、あれ」とか言いながら立ち尽くしていました。
すると、人が倒れていることに気づいた運営の関係者が手際よく他の関係者と連携を取りながら、
「AED持ってきて!」
と。
まもなくAEDが運ばれてきてスムーズに使用。AEDを使用するところを始めてみたのですが、ほんとうに、医療ドラマの電気ショックのように
バンッ!
ってなるんですよね。
さらにまもなくして救急車がやってきて、その倒れていた人は搬送されていきました。
……
ここからは憶測なのですが……自分が参加したリレーマラソンは最短だと2kmの周回を一周走るだけです。2kmくらいなら、と普段あまり運動していない人も大勢参加していると思います。
そうした、日常的にあまり運動していない人がゆっくり楽しく走るならいいのですが、中には大会会場の非日常的な雰囲気に乗せられて自分の身体に強い負荷がかかるような走り方をしてしまったとしたら?
そしてもう一点。係の方々がスムーズに倒れていた人の救命を行なっていたことも実はびっくりで、もしかしたら、リレーマラソンでは自分が思うよりもたくさんの人が倒れていて、係の方々にとってAEDの使用なんて手慣れたものなのかも、とも思ったりしました(もちろん係の方々はしっかりとした救命講習を受講しているのだと思います。というよりそうであってほしいです)。
これが自分が人にランニングを勧めなくなったきっかけとなる出来事の顛末です。
ランニングってある程度の頻度で継続的に取り組む意義が大きくて、継続的に取り組む意思のある人ならそもそも自分に勧められるまでもないはずです。
一方、継続的にランニングに取り組む意欲の低い人にランニングを勧めたとして、その人が急な運動で身体に負荷がかかって倒れてしまったら、大きなお世話どころではすみません。
繰り返しになりますが、
人にランニングを勧められて始める人は、そもそも勧められなくても始める人(たぶんそんな人はあまりいない)。
逆にランニングしようという気持ちのない人に勧めても大きなお世話、下手をすると命の危険もある。
じゃあ、自分が人にランニングを勧める意義ってないよね?
というわけで、自分は人にランニングを勧めることはなくなりました。
今回の記事はここまでといたします。最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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