サブ3前夜16 激走の丸亀国際ハーフマラソン
2020年2月、丸亀国際ハーフマラソンに出場しました。このブログをご覧の方なら、このレースがヤクルト所属小椋選手がハーフマラソン日本新記録を出した大会としてご存知の方も多いと思います。当時の自分もびっくりするような好タイムでゴールできました。今回の記事ではあえて結果は後回しにさせていただきたいと思います。
1.そもそもの出場のきっかけ
2019年の頃は、自宅から日帰りできる範囲で大会にエントリーするようにしていました。2019年の秋に京都マラソンの抽選にもれて、代わりに出場できる大会を物色していたのですが、同じ立場の職場の同僚が、
「丸亀あるで丸亀」
と話しかけてきたので調べてみると、11時スタート、京都から始発だと……
「あれ、余裕を持ってまにあう?」
という、その場のノリでエントリーしてしまいました(なお、実際には高速バスと宿泊の方が当日新幹線利用の往復よりも安上がりだったので、高松で一泊して当日に臨んだのですが)。
こんな感じで職場の同僚とともにエントリーしてしまいました。
2.丸亀国際ハーフマラソンについて
そもそも丸亀国際ハーフマラソンとは? ということですが、
- 1947年から続く
- 日本陸上競技連盟公認コース
- 国際マラソン・ロードレース協会認定の国際コース
という由緒ある素晴らしい大会です。
そして、エントリーにカテゴリーがあって、
- A:男子1時間10分以内、女子1時間40分以内の陸連登録者
- B:男子1時間50分以内、女子2時間10分以内
- C
の3つに区分されていて(BとCはさらに陸連登録者と一般に分かれています)、自分はカテゴリーCでエントリーしました。
このカテゴリーCでエントリーしたのが結果的にはよく、カテゴリーCの一番最初のグループに入れてもらえたので、ほぼスタートラインからスタートすることができました(周りがガチのランナーさんばかりに思えて、びびって一列後ろに下がったのは内緒です)。
3.レース詳細
2月の晴天、11:00スタート(カテゴリーA、BとCはそこから少し後になります)ということで、給水だけはきちんと取ろうと思ってスタートしました。
スタートして……
体が動く!
びっくりするくらい快調に体が動きました。以下は前半1kmごとのラップです。
今見てもおかしいタイムです。キロ4分を切るタイムで前半走ることができて、それでもこと時は、全く突っ込んだ感じがなかったんです。
9kmのラップ4:09で落ちた感じがするんですが、ここは給水で他のランナーさんとぶつからないよう様子を見た分タイムが落ちました。
で、これが10km以降のラップタイムになります。さすがにキロ4分は切れていないものの、これまでのレースのような落ち込みはまったくありませんでした。
もちろんタイムの落ち込みもなく軽快に走れていることは自覚があったので、とにかく前を目指して走りました。
どの地点か忘れましたが、高橋尚子さんがハイタッチで応援してくれていたので自分も切実にハイタッチしたかったのですが、多くのランナーさんが渋滞していました。なので、千載一遇Qちゃんとのハイタッチ! よりも軽快なランを継続することを優先しました(今でもかなり心残りです)。
そして、体感的に軽快な感じを保ったまま、ゴールできました。
4.結果
上記の画像に最終タイムが出ていますが、公式タイムは
1時間25分59秒!(グロスタイム)
なんと、2011年の宇治川マラソン(ハーフ)で90分を切って以来、9年ぶりに90分を切りました。しかも2分24秒と大幅に自己ベストを短縮できました。
とにかく、最初から最後まで軽快さを失うことがありませんでした。走っている途中、90分は確実に切れると思いながら走っていました。でも、こんな好タイムでゴールできるとは本当に、夢にも思っていなかったのです。
そして、この好タイムが自分にとってどういう意味を持っていたのか、自分自身にもよくわかっていませんでした。それを教えてくれたのが冷静な第三者の視点です。
次のブログでこの丸亀国際ハーフを自分の大きな転機としてくれた大恩人に登場してもらうことにして、今回のブログは終わりといたします。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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