流しの効能

こんにちは、パセリです。今回は「流し」についての記事になります。ハーフマラソンやフルマラソンを走るランナーさんで「流し」を知らない、したことない、という方はいないと思いますが、自分が日々のトレーニングの中にどう「流し」を位置付けているか、をまとめてみます。

一言で言うと、体を大きく動かそう、ということになります。

1.ジョグをピッチ180で走るとどうなるか

前回の記事で、全てのトレーニングをピッチ180で走る取り組みをしていることをまとめました。

自分の普段のジョグは、キロ5:00〜5:30くらいになります。これくらいのペースをピッチ180で走ると、当然ながら歩幅は狭くなります。その狭い歩幅で長ければ100分以上走り続けると、どうしても

  体に小さい動きが染みついて凝り固まってしまう

感じになってしまいます。特に股関節が。

この、体に小さい動きが染みつく感じを解消してくれるのが、自分にとっての「流し」になります。

2.「流し」とは

「流し」がどういうものかは、ここで述べる必要もないくらいに知られていると思います。距離、本数、力の入れ具合など、少しずつブレはあるものの、

  比較的短めの距離を、数本、全力よりもやや遅いペースで走る

という説明でまとめることができるのではないでしょうか。

ちなみに「流し」はウインドスプリント(WS)ともいうのですが、長い間自分は同じものだと知らずに、「WSって何やろう?」と思ってました。

3.パセリにとっての「流し」

単刀直入にいうと、自分はピッチ180のゆっくりジョグで小さい動きが染みついた体を大きく動かすために「流し」を取り入れています。

距離は100m強で3本。距離はもう少し長い方がいいと思います(「流し」を遠慮なくできる適当な練習場所がなくて100m強で済ませてます)。

4.最後に

改めて自分にとっての「流し」の位置付けをまとめると、

  小さい動きで凝り固まった体を大きく動かす!

ことを目的とした、ジョグ後のトレーニングになります。

なお付け足しになりますが、自分は「流し」を「全力の○%で走る」という意識で取り組んではいません。上記のように体を大きく動かすことが目的なので、その日の必要に応じたスピードで走っています。

もしも初心者のランナーさんがこのブログを読んでいただいたなら、「流し」のスピードに決まりはなくって、その日その日に自分の体の状態にあったスピードで走っても大丈夫、ということはお伝えしたいと思います。とにかく、体を大きく動かすことが重要です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。