神戸マラソン2022
こんにちはパセリです。2022年11月20日、神戸マラソンを走ってきました。結果は……
3:08:42!
なかなかの好タイムで走ることができました。いや、好タイムというよりも少し速すぎるタイムだったと思います。
8月に左ひざを痛めて9月はろくな練習ができずジョグばかり。回復途上の10月、舞鶴赤れんがハーフマラソンで痛みを再発させてしまい、やはりジョグばかりの日々に逆戻りしてしまいました。
舞鶴赤れんがハーフに関してはこちらをお読みください!
この神戸マラソンは左ひざの痛みなくフルマラソンが走れるか、2023年2月の別大毎日マラソンに向けての練習ー距離走という位置付けで出場したので、5:00/kmくらいのペース、逆にペースを速めすぎてまたまた左ひざの痛みを再々発させないように、というのが当初の目論見でした。
ですので、上記のタイムは明らかに速すぎるのですが……左ひざの痛みなく距離を走るという当初の目的は達成できました。速すぎるタイムも結果オーライということにしておきます。
それでは早速神戸マラソン2022、振り返って参りましょう!
Contents
受付〜当日朝
神戸マラソンの受付は11/18(金)と11/19(土)。うかつにも19日の午後に仕事を入れてしまったので、18日の午後に仕事を抜け出して受付に行ってきました。
受け取ったものは、ビブス・オフィシャルプログラム・手荷物用の袋・参加賞のエコバッグ・当日着用の手袋・ピットインエナジーゼリーでした。エキスポも開催されていたのですが、見ると物欲が刺激されるのでスルーしてとっとと会場を後にしました。
当日の20日朝、三ノ宮に7:33着の電車で現地に入ったのですが……これが大失敗でした。時間的に余裕はあるだろうと思っていたのですが、すでに駅前からスタート会場まで多くのランナーで一杯でした。特にトイレはどこも長蛇の列で、用を足すのに多くの時間を浪費してしまいました。
トイレを済ませた後、慌ててスタートの準備をし、手荷物預けを時間ぎりぎりに済ませてアップを行うともうスタート整列の時刻。なんとかルーティン通りのアップをすることはできましたが、結構時間に追われる感がありました。
当日朝については、始発で神戸入りすればもう少し余裕を持って準備できたのではないかな、と反省しています。
当日の天候など
当日の天候は予報では雨だったのですが、現地では曇天。走っている途中に何度か雨粒を感じましたが、ほぼ降らなかったと言ってもいいと思います。
ただ、東から西に向けて風速7mの強い風。往路は追い風になりますが、19km地点で折り返してからの復路が向かい風になります。後半風のために体力を削られることが走る前から想像できました。
雨が降らなかったので用意していた百均の雨ガッパは使用せず。TシャツにCW-Xのタイツ、そしてシューズはasicsのMETASPEED EDGE+。曇天のまま気温が上がらないことも想定して受付でいただいた手袋は着用したまま走ることにしました。
スタート〜5km
スタートはAブロック。おそらくサブ3レベルのランナーが入るブロックで、5:00/kmペースで走る予定の自分が入るのは気が引けたのですが、なんとか他のランナーの邪魔にならないようコースの右端を走ることにしました。
最初のラップは5:30。ところがそれ以降は4:30前後のペースですいすい進んでいきます。最初はペースが速すぎて落とそう落とそうと意識したのですが、はたと気づいたのが、
強い追い風!
特に体を無理に動かしてペースを上げているわけでもなく、呼吸も心拍も特段の問題もなさそうだったので、5kmほど走ったところで足まかせでそのままのペースで走り続けることにしました。
公式の5km通過タイムは23:45。スタートラインからのタイムは23:09。
5km〜15km
足まかせのペースは継続。同じくらいのペースで走っているランナーさんも周りにたくさんいるので、目標になりそうなランナーさんの背中を見ながら走っていました。
公式の10km通過タイムは45:52。5kmラップタイムは22:07。
公式の15km通過タイムは1:07:43。5kmラップタイムは21:51。
15km〜20km
15kmを過ぎたあたりで国道2号線を左折してしばらく海沿いのコースをとるのですが、この区間の道幅が狭くなります。2号線に戻るといったん道幅は広くなるのですが、折り返し付近でまた道幅が狭くなります。
折り返しを過ぎた辺りから、特段ペースを上げたわけではないのですが、道幅いっぱいに広がる集団に前を塞がれているような感じになりました。しばらくその集団の後ろについて走りました。
公式の20km通過タイムは1:30:05。5kmラップタイムは22:22。
20km〜25km
上記の集団について20kmを過ぎた辺りで気がつきました。集団の前の方でちらちらと見えていた風船、それは
3時間10分のペースセッターだったのです!
3時間10分切りを目指すランナーさんがペースセッターさんについて集団を形成していたのでした。
中間点(ハーフ)のタイムが1:34:58。このタイムを見て当初の予定から変更です。左膝に異常なければ足まかせでそのまま走り、3時間15分切り、あわよくば3時間10分を目標にすることにしました。
公式の25km通過タイムは1:52:32。5kmラップタイムは22:27。
25km〜30km
相変わらず3時間10分ペースセッターの集団について走っていました。しかし次第に集団にペースを抑えられている感じが強くなっていきます。この間、特に給水地点で何人かのランナーさんが転倒したりもしています。
そのまま集団で走るのは危険だと判断し、後ろから集団を抜いていくランナーさんについて集団の前に出ました。
が、この判断が大失敗でした!
集団の前に出たために強い向かい風をまともに受けることになり、ペースを上げることができません。そしてペースを上げようと思ってもついていくことのできるランナーさんが周囲にいなかったのです。
おまけに、9月・10月の練習不足で、28km辺りから下半身の疲労感が顕著になってきました。足を動かそう、という意識を少しでも切ってしまうともう止まってしまいそうでした。
同じく28km付近、後ろからランナーさんの足音が聞こえてきます。結局前に出たはずの3時間10分ペースセッターの集団に吸収されてしまいました。
公式の30km通過タイムは2:14:55。5kmラップタイムは22:23。
30km〜35km
やはり練習で距離を踏んでいないと、フルマラソンの後半を走る体は作れないのでしょう。上記の通り28km以降はとにかく腕をしっかり振り、足をしっかり動かすことだけを考えました。
そうしないとほんとうに止まってしまいそうだったのです。
幸い、3時間10分ペースセッターの集団に吸収されたことで、この集団に離されずついていく、というわかりやすい目標ができました。こんなに集団走のありがたみを痛感したのは初めてでした。
公式の35km通過タイムは2:37:21。5kmラップタイムは22:26。
35km〜ゴール
集団についていくのが必死だったはずなのです。ところがあと5kmの地点辺りですっと集団が後ろに下がった感じがしました。
繰り返しになりますが、自分が前に出たのではなく集団の方がペースを落としたような感じだったのです(ペースセッターの集団なので、ペースを落とすはずがないのですが)。
そして38km手前、神戸マラソン名物、浜手バイパスに入る激坂が目の前に見えてきました。見ると激坂で足を止めているランナーさんが多数。ここで自分の体はまだ動いてくれました。
激坂で止まるランナーさん、急激にペースダウンするランナーさんを尻目に、自分の体はどんどん坂を登っていってくれます。まるで、この激坂を登るためにここまで走ってきたかのように。この後もう一つ登り坂があるのですが、その登りも含め、この激坂を一気に登り切ることができました。
公式の40km通過タイムは2:59:26。5kmラップタイムは22:06。
ポートアイランドに入る下り坂を駆け降りて、あとはゴールまで走り切るだけです。さすがに登りで足を使い切ったのか、再び疲労感が襲ってきました。改めて腕をしっかり振り、足をしっかりと動かして、最後までペースを落とすことなくゴールすることができました!
最初に記した通り、ゴールタイムは3時間8分42秒。最後の2.195kmは9:16でした。
走り終えて
やはり9月10月の練習不足が祟って、走り終えた後は足が棒になってしまいました。更衣室でしばらく休憩して三宮直行のチャリティバスで三宮に戻りました。
ちなみにチャリティバスはゆったり座ることができました。ポートライナーの駅に向かうランナーさんがたくさんいらっしゃったので、チャリティバス利用はおすすめだと思います。
さて、神戸マラソンを終えて左ひざの痛みは生じませんでした。夏に左ひざを痛めてからの対策としては主に、
- リハビリ ー 膝関節を守るためのトレーニング
- ランニングフォームの修正
- PRP注射
の3点ですが、どれが良かったのでしょうか? いやきっとどれも良かったのでしょう。
左ひざの痛みに対する対策は以下のリンクをぜひクリックしてください!
リハビリに関する記事はこちら!
ランニングフォームの修正に関する記事はこちら!
PRP注射に関する記事はこちら!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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