いわて奥州きらめきマラソン出走記ー後編
こんにちはパセリです。2025年5月18日(日)、第9回いわて奥州きらめきマラソンに出走しました。今回はその後編、大会本番のレポートになります。
(前編はこちら!)
大会結果

まずはさっそく大会結果の報告です。結果は公式の速報値で
2時間54分03秒
でした!
当初のプランはなんとかの一つ覚え、行けるところまでキロ4で、でした。ただ後述の通り、スタート前にかなりの暑さになることが予想され、後半どこまでタイムが落ちるか想像できなかったので具体的な目標タイムは設定せず、最低限サブ3だけは死守したいと思っていました。その想定からすると55分を切ってゴールできたのはまずまずの結果だったのかなと思っています。
当日のコンディションとウェア
当日の天気はそれまでの雨予報が一転朝から快晴。会場に到着した7時半ごろにはすでに20℃を越えており、30℃に達する見込みでした。気温もともかく、日差しが強くてかなりタフなレースになることが予想されました。

ウェアは画像の通りでいつもと同じ。補給食もいつもの通りでスタート30分前にアミノバイタル、レース中12km、24km、36kmでマグオンと摂る予定でした(後述)。シューズはエッジパリで走りました。
スタート〜10km

(以下、画像のタイム全てCOROSのオートラップの計測値です)
8:30、奥州市江刺総合支所をスタート。1kmほど走ってCOROSがオートラップを計測したのですが……
道路脇に距離表示が見当たらない!
この後もそうですが、1kmごとの距離表示が見つからなかったり、(風が強いせいか)横に倒されていたり、あるいは明らかに100m以上ズレていたり、レース全体を通して距離表示に関してはものすごく雑でした。それも手作り感があっていいのかもしれません。
前編でも記した通り、奥州市内を反時計回りに一周するコースレイアウトになっていますが、2kmから7km過ぎまではスライド区間になります。
8km過ぎで北上川に架かる桜木橋を渡ります。いわて奥州きらめきマラソンの数少ないアップダウンポイントですが、いつもと同じように登りでピッチを上げてペースを落とさず、下りは足任せで軽い感じで走っていきます。
上の画像の通り、10kmまでは想定通りキロ4でコンスタントにペースを刻むことができていました。
スタート〜10kmの公式タイムは40:03。
10km〜20km

上記のスライド区間から4人の集団で走っていました。YouTubeの11.3km付近の定点ライブカメラでも4人で走っているのが確認できます。しばらく走るうちに2人での並走になりました。タイムを振り返ると15km以降キロ4を切れなくなっていますが、体感的にもこれ以上ペースを上げると最後まで持たないという感じで走っていました。並走してくださるランナーさんがいらっしゃったおかげでタイムが落ちなかったんだと思います。
12kmで一つ目のマグオンを摂りました。
10km〜20kmの公式タイムは40:12。
20km〜30km

20kmを過ぎると少しずつ並走していたはずのランナーさんから遅れていきます。少し焦りましたが、自分のペースが大きく落ちたわけではないことを確認し、ここで無理をしてついていかない方がいいと判断しました。ですのでここからはほぼ単独で走ることになりました。
24kmで二つ目のマグオンを摂りました。
27km過ぎ、北上川に架かる藤橋を渡るところで声援をいただきました。が、どこからの声援かわかりません。後で知ったのですが、北上川河川敷に聳える木の上から声援をいただいていたようです。
20km〜30kmの公式タイムは40:54。少しずつではありますが、キロ4がキープできなくなってきました。
30km〜40km

並走していたランナーさんについていかなかったのは力を温存するためのはずでした。でも30kmを過ぎるとペースを上げるどころか前に進むだけで精一杯になっていました。
上の画像では37kmまではサブ3ペースをキープできていたようです。ですがその前からかなりの疲労感があって、補給食をタイツのポケットから取り出すというそれだけの動作も億劫なほどで、36kmで摂る予定のマグオンは摂りませんでした。
30km〜40kmの公式タイムは43:12。
40km〜ゴール

40km手前から短いスライド区間があります。そこで前半並走したランナーさんとすれ違い、お互い声をかけました。もうペースを上げることはできませんでしたが、それでもその声かけが大いに励みになりました。
3度目の折り返しの後数百メートル走って左折し、ゴールの奥州市江刺総合支所を目指して北に向かいます。距離にしてゴールまで2kmを切っているのですが、この直線が途轍もなく長く感じました。この時はあと少しと自分に言い聞かせ、歩くことだけは絶対にやめておこうとそれだけを強く念じて走っていました。
ラスト、一般道を右に曲がって奥州市江刺総合支所内に入ってゴール。ラストスパートをかけたつもりでしたが、上の画像の通りまったくペースは上がっていませんでした。
ゴール後
ゴールしてまずはチップ回収。ボランティアの方にチップを外してもらいながら少し会話しました。当たり前ですが、ボランティアの方々にとってもかなりの暑さとのことで、こっちは走り終えればそれで終了ですが、全てのランナーがゴールするまで業務を続けるボランティアの方々の疲労は相当なものだろうと思いました。この場を借りて、ボランティアの方々を含め、運営に携わった皆様に改めて感謝の気持ちをお伝えいたします。
チップ回収の次は給水と、いわて奥州きらめきマラソン名物(?)のガリガリ君の配布!でしたが、なんとなく疲労感が強くてガリガリ君をいただくのはやめておきました。せっかくなのでいただけばよかったと今は思います。
ここで、前半並走したランナーさんがガリガリ君を食べていらっしゃって、向こうから声をかけていただいたので、お互いに健闘を讃え合いました。
その後は着替えを済ませ、会場内の出店エリアで年代別8位以内の祝杯を上げて会場を後にしました。

最後に
5月開催、すでに初夏の気候の中で走るフルマラソンということで、どんな結果になるか想像もしていませんでした。スタート前にすでに20℃越え、レース後半のエイドでは28℃と掲示されていました。
冒頭に記した通りキロ4でどこまで押せるか、という点でいえばキロ4をキープできたのは20kmまで。そこからサブ3ペースをキープできたのは37kmまで、最後の5kmは4:30/kmが精一杯。サブ3だけは死守、という目標からすればこの暑さの中で2時間55分を切ることができたのは悪くない結果だったように思います。
ところで、前編で記した通り岩手入りは前日夜。この日は13:50水沢駅発のJRに乗らないと帰りの飛行機に間に合わないということで、フルマラソンに参加するだけの弾丸遠征になりました。せっかくの岩手遠征なのにどこかに観光することも美味しいグルメをいただくこともなく岩手を離れることになったのが大きな心残りです。
とはいえ初の東北遠征。楽しくフルマラソンを走らせていただいたことに深甚の感謝をあらわしてこの出走記の締めくくりといたします。
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