2022 6/18 大阪淀川ナイトハーフマラソン出走記

こんにちはパセリです。2022年6月18日(土)大阪淀川ナイトハーフマラソンに出走しました。8月の北海道マラソンに向けて、夏場の負荷の強い練習という位置付けでエントリーしたのですが……。結果は……

  ハーフ男子の部2位!

でした!

2019年の京都高雄マウンテンマラソンで年代別で4位に入賞したことはありましたが、男子全体で2位というのは、上出来どころではなく自分史上最上最高の結果でした。

そんな大阪淀川ナイトハーフマラソン、一体どんな大会だったのでしょうか、ぜひ最後までお読みください!

大阪淀川ナイトハーフマラソンについて

大阪淀川ナイトハーフマラソンはSPORTSONEさんが主催する大会で、この2022年6月18日(土)が第1回となります。その前日には第1回フライデーナイトマラソンが行われていました。

スタート時刻は18:30。コースは最初に1周1.1km、その後2.5kmを8周、と公式webサイトにはありますが、実際には周回ではなく往復コースといった方が正確だと思います。

夜間に河川敷を走るので安全性はどうなのか、という疑問もあるかも知れませんが、走路には一定間隔で係員が立っていらっしゃってライトも同様に一定間隔で設置されており、ランナーはみんな使い捨てのサイリウムを腕に巻いて走ります。自分は危険性を感じることはありませんでした。

当日のプランと大会当日スタートまで

エントリーのいきさつは上記の通り、北海道マラソンまでの期間の大会を模索しつつ、自分ひとりではなかなかできない負荷の強い練習になりそうという条件に合いそうな大会を物色していました。そこで見つけたのが土曜日の夕方スタートのこの大会でした。夏場の暑い時期に長い距離をレースペースで走れるかを試してみたい、ということでペースは4:00/km、タイムは84分未満を目標にしました。

自分にとって6月の大会といえば2018年に走ったわかさあじさいマラソン。その時はあまりの暑さにやられてしまったのですが、夕方スタートなら暑さは大丈夫だろうと思い、エントリーすることにしました。

ところが当日は土曜日1日勤務の日。担当部署に確認するとなんとかスタート時刻に間に合いそうな時間に退勤できるとのこと。ということで勢いでエントリーしてしまいました。

大会一週間前は特段調整というようなことはせず、ただ若干睡眠不足気味に過ごしました。また大会当日の勤務がハードでそれなりに疲れてしまいました。

スタートから5kmまで

2022 6/18 osakayodogawanighthalf start-5km

当日の大会参加者は60名ほど。5kmの部と10kmの部もあってなかなか盛り上がっていました。スタート地点に行くとあまり前に並ぼうとするランナーさんがいらっしゃらなかったので、自然とほぼ最前列に並ぶ感じになりました。まあ、ネットタイム計測のみなのであえて最前列に並ぶ必然性もそんなになかったのですが。

いざスタート! 変にペースを上げすぎないようGARMINでペースを見ながら走ったのですが、

  誰もついてこない?

実際にはそんなに後ろを確認しなかったのですが、上の画像の通り少し速めのペースで入ったとはいえ、まさかトップで走るとは思ってませんでした。ただ、決して速すぎるペースではなかったのでそのままのペースで走ることにしました。

しばらく走って気づいたのは、上記の通り実際には最初の1.1kmの後1.25kmを8往復するコースになりますが、往路が軽い追い風、当然復路が軽い向かい風になります。最初の2kmのペースが速めなのはおそらく追い風の恩恵を受けていたのだと思います。

5kmから10kmまで

2022 6/18 osakayodogawanighthalf 5km-10km

概ね当初の目標通り4:00/kmを切るペースで走れています。が、走っている時は6km地点のラップタイムが4:00/kmを超えていたので「まずい!」という意識で走っていました。

それから、やっぱりトップを走っていると順位を意識してしまいます。そのためか6km地点でタイムが落ちてしまった後、追い付かれないように頑張ろうとは思いました。ひょっとしたらなんとなく力みがあったのかもしれません。

10kmから15kmまで

2022 6/18 osakayodogawanighthalf 10km-15km

このあたりから、疲れが出たというわけではないのですがペースが上がらなくなってきました。往路は追い風があって目標通りのペースで走れていますが、復路で向かい風の影響を受けると4:00/kmペースが切れなくなってきています。

とはいえ、トータルで4:00/kmを切るという当初の目的からすれば上出来なんですが、走っている時にはそんな余裕はありませんでした。

そしてこの直後、

  事件が起こります!

15kmからゴールまで

2022 6/18 osakayodogawanighthalf 15km-goal

上記の画像だと、手元の計測で15-16kmのラップタイムが4:05かかっています。この日一番遅いですね。

このあたりでは特に何も考えず走っていたのですが、15kmを過ぎたあたりで、

  一人のランナーさんにあっという間に追い抜かれてしまいました!

ハーフ15km過ぎで、自分の走力では着いていけそうもないで追い抜かれたので、悔しいとか追い縋ろうとかそんな気が起こることもなく、どちらかというとあっけに取られてしまったという感じでした。

ところでそのランナーさん、夜でも目立つカラーのウェアを着ていらっしゃいました。そのことがこの後もう一波乱を生むのですが、それはまたこの後。

改めて上記の画像によると、15kmから19kmまでのタイムはやはり風の影響か1kmごとに4分を切ったり超えたりしていたみたいです。

この後大幅にタイムが落ちることがなければ、無事84分を切ってゴールできそう、と考えながらもう最後の往復2.5kmに入って前方を見ると、

  トップのランナーさんの背中が見えなくなってない!

抜かれた時にはあまりのスピードの違いに追い縋ろうとは思わなかった、とは既に述べた通りですが、背中がまだ見えていたのでこの最後の往復でトップのランナーをいけるところまで追いかけてみることにしました。

すると、気のせいではなく確実にトップの方の背中は大きくなっていきます。距離は縮まっているはず。最後の折り返しを終えてもうしっかりと姿をとらえていました。

しかし!

こちらが距離を縮めていたことにお気づきになったのでしょうか、もうゴールまであと1kmを切ったあたりから急に差が開いていきました。結局追いつくことはできず、2位でフィニッシュしました。

自分はリアルでは極度の人見知りで、知らない人とはほとんど話せないのですが、この時はさすがに1位のランナーさんと健闘を讃えあいました。

  ものすごい追い上げでした!

的なことをおっしゃっていただいて光栄だったのですが、でもゴール手前でのスピード感の違いは明らかに実力の差が出ていたと思います。

最後に

公式のタイムは

  1:23:39

ということで、ガーミンの計測とほぼ同じです。暑い時期にハーフマラソンを84分切るという目的もクリアしました!

何より、日が沈んでからスタートするナイトマラソンというイベントそのものが楽しいものでした。暗い中をサイリウムをつけたランナーが往復コースを走る光景というのも非日常感がありました。目的の達成いかんにかかわらず、エントリーしてよかったと思える大会でした。

最後に会場付近から大阪市街地を撮った写真を載せて終わりといたします。今回の記事も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2022 6/18 osakayodogawanighthalf

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