2022別大毎日マラソンの縮小開催について思うこと
こんにちはパセリです。本日(2021/2/6)2021年第70回別大毎日マラソンが縮小開催されました。
縮小開催でなければ走っていたんだなあ、と思いながらテレビ中継を見ていました。優勝した西山選手、おめでとうございます。また、応援していた鎧坂選手が好タイムの2位でMGC出場権獲得おめでとうございました。
さて、今回の記事では別大毎日マラソンに対する自分の思いを雑記風にまとめてみようと思います。よろしければ最後までお付き合いください。
Contents
1.そもそも別大毎日マラソンとは
このブログをお読みの方々は、別大毎日マラソンのことは十分ご存知だとは思います。が、改めて別大毎日マラソンについて説明します。
別大毎日マラソンは正式名称は別府大分毎日マラソンと言います。この2022年の大会で70回を誇る伝統ある大会です。
その名称の通り別府市と大分市を走るコースで、多くのトップランナーが集いしのぎを削った大会です。
エントリー資格は以下の通りです。
- カテゴリー1 フルマラソン2時間30分以内
- カテゴリー2 フルマラソン2時間55分以内(陸連登録者)
- カテゴリー3 フルマラソン2時間59分59秒以内(陸連登録者)
- カテゴリー4 フルマラソン3時間30分以内
実際にはカテゴリー1と3はもっといろいろな条件があります。でも自分のような市民ランナーはざっくり上記のような理解でいいのではないかと思います。
自分は中学生の時にろくに練習をしないなんちゃって陸上部中長距離部員でしたが、それでも当時テレビ中継されていたマラソン大会はなんとなく観戦していました(ちなみに自分の印象が強いのは森下広一選手の優勝ですが、調べてみるとその大会は1991年で、自分は高校3年生の時です。高校生の時は陸上競技になんの興味もなかったはずなのに、テレビ観戦していたみたいです)。
別大毎日はそんな自分にとって憧れの大会の一つなのです。
2.別大毎日を目指すきっかけ
2018年の11月の福知山で人生初のフルマラソンを走ってから、いろいろなフルマラソン大会のエントリーを検討するようになりました。そんな中で上記の通りなんちゃって陸上部だったかつての自分が見ていた著名な大会のホームページを見るようにもなりました。
そしてある時、別大毎日マラソンの大会要項を見てみると、上記の通りカテゴリー4の出場資格はグロスタイムで3時間30分。これを見た時、
「これ、自分でもいけるかも?」
その時の持ちタイムだと18分以上オーバーしていたのですが、当時の自分の認識では、その持ちタイムは25km以降ほぼ歩いてjogしてで後半大失速してのタイム。しっかりトレーニングを積んで後半の失速をなんとかすればその18分はクリアできるのではないか、と考えたのです。
かつてテレビで見ていたエリートランナーが走る大会。そこにもしかしたら手が届くのかもしれない。そう思った瞬間、別大毎日マラソンの出場が自分にとっての大きな目標になったのです。
3.別大毎日マラソン出場に向けて
ということで、別大毎日マラソン出場のためにはまず陸連公認コースでグロスタイムで3時間30分を切らねばなりません。この時すでに2020年の別大毎日のエントリー期間はすでに終わっていました。
そこで、2021年2月の別大毎日カテゴリー4のエントリーに向けて、
- 2019年11月の福知山でネットタイムで3時間30分を切る。
- 2020年3月の丹波篠山でグロスタイムで3時間30分、別大毎日の資格をクリアする。
という計画を立てました。
ところがいい意味で予想外だったのですが、2019年11月の福知山で、グロスタイムで3時間30分を切って別大毎日カテゴリー4のエントリー資格をクリアできました(2019年の福知山マラソンについてはこちらの記事にまとめてあるので、ぜひお読みください)。
4.事態の急変ー新型コロナウィルスの感染拡大
上記の通り2019年の福知山で3時間30分を切ることができたので、2021年の別大毎日へのエントリー資格を獲得できました。ところが数ヶ月後、小見出しの通り新型コロナウィルス感染拡大のため、エントリーしていた2020年3月の丹波篠山マラソンと4月の志摩ロードパーティが中止、もしくは延期になってしまったのです。
いや、この言い方は不正確ですね。2020年の2月以降、大きな大会も小さな大会も軒並み中止もしくは延期になる状況がスタートしてしまったのです。
この時、まさか1年後の別大マラソンまでがなくなってしまうとは思ってもいなかったのですが、ご存知の通り2021年の別大マラソンはリモート(オンライン)となってしまいました。
このような経緯で迎えた2022年2月の別大マラソンのエントリーですが、2019年の福知山のグロスタイムで無事エントリーすることができて、幸運なことに当選しました。その時の嬉しさは言いようもありません。かつてテレビの中の世界だと思っていた大会に出場する権利を得たわけですから。
5.そして縮小開催決定へ
年が明けて2022年1月、例年1月は立て込むのですがなんとか時間を作って練習していました。ところが1月21日、縮小開催、いや自分にとっては出場不可という通知が届きました。
こうなってはぜひもありません。次、2023年の別大に向けてしっかり鍛錬を積むだけです。
ちなみにカテゴリー2と3は陸連公認記録であることが条件なのですが、別大毎日の公式ホームページの「よくある質問」にこうあります。
- Q 日本陸連公認コースでの2時間59分59秒以内の記録を持っていますが、その時は日本陸連未登録で、その後、登録し現在も登録しています。「カテゴリー2、もしくは3」にエントリーできますか。
- A 本来ならば「公認記録」ではありませんが、陸連への登録時期を事務局で調査するのは煩雑な作業となるため、現在・陸連登録している方の公認コース大会での記録は「公認記録」とみなし、エントリーを認めています。
ということは、2021年12月の青島太平洋マラソンで2時間55分を切った自分は、たとえ今年の出走権がなかったことになるとしても、2022年度陸連登録すればカテゴリー2でエントリーできそうです。
6.最後に
とここまで自分にとっての別大毎日マラソンについてまとめてきたのですが…… ここからは感情的な文面になることをお許しください。
2022年の別大毎日の前日に「大会参加用の物品」が届きました。自分は実は前日に送りつけてくることに意味がわからないと感じたのですが、自分と同様、エントリーしながら走ることができなかった方はどのようにお感じになったのでしょうか。
送付物の中に(というかこれがメインか)
「第70回記念別府大分毎日マラソン大会規模縮小のおわび」
という文書が一枚入っていました。それによれば今回の縮小開催にともなって出場できなかったランナーに対する対応はこれから検討するとのことです。
それなら「物品」の送付も大会当日以後、出場できなかったエントリー者の扱いが決定してからでもよかったのではないでしょうか?
今回の縮小開催をやむを得ない決断だと理解することと、もやもやとした心情を抱えることとは対立する訳ではありません。自分にとっての最大の関心事は「大会参加用の物品」ではなく、カテゴリー4で幸運にも当選した出走権がどうなるのか、ということです。
そうした出場予定者の扱いを宙ぶらりんにしたまま、大会前日に間に合えばいいというように「物品」が送られてきたことについて、粗雑な対応だなあ、という感想を持ったことは否めません。
とはいえ自分にとっての別大毎日は遥か遠いテレビの中の憧れの世界で、今そこに手が届きそうになっているという事実は変わりません。来年の別大毎日出場に向けて、またしっかりと鍛錬を積み重ねていきたいと思います。
今年の出走権が次回に継続される、という淡い期待を持って。
今回は愚痴っぽい内容になってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません