第56回防府読売マラソン出走記ー本番前半

こんにちはパセリです。2025年12月7日(日)、防府読売マラソンに出走しました。今回はその大会レポートの前半になります。よろしければぜひ最後までお読みください。
なお、大会の結果はXでつぶやきましたが、ブログでは後半の最後に明らかにします。ぜひ後半もお読みいただき、大会結果を御覧いただければ嬉しいです。
前日移動に利用したフェリーと当日朝の移動についてのまとめはこちら。ぜひあわせてお読みください!
防府読売マラソンとは
まずは防府読売マラソンについて。とはいっても当ブログをお読みの方なら知らないはずのない有名な大会で、今年であれば2021年12月1日以降に公認競技会で4時間以内の記録を出していることが参加資格として求められます。別大と並んでシリアスランナーの集うガチの大会だと自分は認識しています。
実際走ってみて感じたことですが、別大同様イベントやお祭りとしての雰囲気はあまりなく、上記の言葉で言えば「競技会」という性格が前面に出た大会です。会場にはおもてなし広場もあるのですが(別大はそれもないのですが)、本当に申し訳程度でイベントとして盛り上がっている感じはありませんでした。コースのエイドは水とスポーツドリンクのみ、ゴール後の記念品にはメダルもなし(自分はメダルはなくても全く構いませんが)。記録のために走り、好タイムが出ればそれに喜んで、そうでなければ次に向けて反省しつつ帰路に着くだけ、そんな大会だと思います。
なお、今年で第56回、別大ほどではありませんがやはり歴史ある大会でもあります。
スタート前
防府読売マラソンは多くのフルマラソンの大会よりも少し遅めの10:40スタートになります。そのおかげで、関西からフェリーとJRを利用して防府駅8:45でも余裕を持って会場に到着できたことはこちらにまとめた通りです。
会場に着いて、ここが別大との大きな違いになりますが、防府読売マラソンはアリーナが控室になっているので、ある程度荷物を広げて準備をすることができます。自分は準備を済ませて早々にアップに向かいましたが、アリーナ内でゆっくりと時間を過ごしているランナーさんはたくさんいらっしゃいました。

当日のウェア・ギアは画像の通り、というよりいつもの通り。シューズはasicsのMETASPEED EDGE TOKYO。補給食もいつも通りでスタート30分前にアミノバイタルのパーフェクトエネルギーを摂り、12km・24km・36kmでマグオンを摂る予定でした。
当日は12月にしては季節外れの好天で気温が高くなることが予想されていました。COROSのデータ上は15℃となっています。
レースプラン
自分にとってフルマラソンのレースプランはたった1つ、キロ4で押して粘れるところまで粘る、と言いたいところですが……
2025年2月の別大を2時間45分55秒という、自分にとってありえないほどの好タイムで走ることができたので、今後本命レースではぜひこのタイムに挑戦したいと思っています。ですので、今回の防府のレースプランは、
キロ355で押して粘れるところまで粘る!
それではレースを振り返っていきます。
スタート〜5km

今回の防府、スタートブロックがタイム別に細かく分けられていたそうです。自分はAブロック。そのおかげでスタート直後は混雑も渋滞もなくすぐに自分のペースに乗せることができました。
最初の2km、距離表示を見つけることができず手元のCOROSの計測頼り、3kmでようやく距離表示を見つけましたが、ここではCOROSのオートラップと距離表示がほぼ一致。ここでプラン通りキロ355で走れていることが確認できました。
この後は距離表示通りにCOROSの表示を目視しながらペースを確認しました。
スタート〜5kmの公式タイムは19:40。
5km〜10km

7kmを過ぎて1度スタート地点に戻ってきます。防府のコース、最初は工場街のようなところを走るので見どころがありません。走った距離こそ把握しているものの、自分がどのあたりを走っているのかがまったくわからないのが防府のコースの特徴です。
もちろん事前にコースレイアウトは予習していたので、2度スタート地点に戻ることはわかっていました。
ペースは、手元の計測は画像の通り。ほぼプラン通りのペースで走ることができていましたが、呼吸も落ち着いており身体的な辛さもなし。このあたりでは調子良く走れている実感がありました。
一方、なんとなく腹の具合が悪くなってきている感じがあります。腹が下りそうな予兆で、気のせいであってほしいと祈るような気持ちで走っていました。
5km〜10kmの公式タイムは19:30。
10km〜15km

1度スタート地点に戻った後、コースを左折して市街地方面に向かいます。そこからもう1度工場街を走るのがこの区間です。
ペースは画像の通り。やはりキロ355ペースを守りながらも軽い感じで走ることができています。
一方、気のせいだと思いたかった、腹が下りそうな予兆ははっきりと軽い腹痛に変わりました。このままゴールまで持ってほしいという願望はありつつも、それは絶対に無理で、どこかで便意を我慢できなくなるだろうと自覚しました。
12kmで予定通り1つ目のマグオンを摂りました。
10km〜15kmの公式タイムは19:30。
15km〜20km

工場街を抜けて17kmで再びスタート地点に戻ってきます。走りこそ快調ですが、腹の調子は明らかにどんどん悪くなっていきます。このままでは腹痛を我慢できなくなりそうですが、そもそも腹痛を我慢しながらキロ355で走るのは無理。腹痛を我慢しなければならなくなる前に一度腹の中のものを出してしまう必要があります。
19kmを過ぎたあたり、トイレが目に入りました。ここでトイレに駆け込むべきでしたが、その決断ができず、そのまま走り続けました。しかし、あそこでトイレに行っておけばよかった、という思いに襲われると、そのせいかあっという間に便意が強くなっていきます。
そこからは早くトイレに行かなければ、という焦りと、どうしてレース前に排便しておかなかったのか、という後悔を抱えながら走っていました。
15km〜20kmの公式タイムは19:25。今振り返ると腹痛を感じながらよく走っていたと思います。
20km〜25km

すでに述べた通り、19km過ぎでトイレを通過してしまってからどこかでトイレに行く必要に迫られました。そして中間点を過ぎてその時はすぐにやってきました。
トイレがあったので急いで駆け込んで用を足します。尾籠な話なのでもちろん詳細は省きますが、とにかくここまでの快調な走りを台無しにしないよう、とにかく焦らず行動するよう自分に言い聞かせていました。
すべきことを済ませてレースに復帰。22km地点で距離表示とCOROSのオートラップのずれを調整し、23km地点から改めて目視でペースを確認、ペースは再びほぼキロ355前後に落ち着きました。
24kmで予定通り2つ目のマグオンを摂りました。
20km〜中間点の公式タイムは4:18。中間点〜25kmの公式タイムは16:45。
2025年防府読売マラソンの振り返り、前半はここまでといたします。思いもかけないトイレによるタイムロスが生じた今回の大会。結果がどうなるのか、ぜひ後半もお読みいただければと思います。
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