別府大分マラソン2024出走記後編ー念ずれば夢は叶う
こんにちはパセリです。2024年2月4日、ついに憧れの別府大分毎日マラソン(以下別大)を走ることができました。今回の記事では別大マラソン当日を振り返ります。よろしければぜひ最後までお読みください!
(前編はこちら!)
なお、今回は公式結果を最後に記します。いったいどんなレースになってどんな結果になったか、最後まで楽しみにしていただきたいと思います。
Contents
スタート前
会場に着いたのは10時過ぎ。スタートは正午。11:45にラインアップを済ませなければいけないしても、1時間半以上の時間をどう過ごせば良いのか、と思っていたのですが……いやそれ以前にどこに入ればいいのか居場所が見つからず、しばらくの間会場内をうろうろするだけで時間が過ぎていきました。
もちろんそうはいってもいられず、トイレ・着替えを済ませて海側デッキでアップ。そのうちラインアップの時間になりました。
ちなみに当日のウェアは上の画像の通り。タイツのポケットに補給食を入れたため、ランパンは使いませんでした。初めて袖のないウェアを着用しましたが、袖がないと肩のあたりがかなり寒い! 寒さを予想してアームカバーを購入して正解でした。
当日のプラン
スタート前に当日のプランを。この日はとにかくキロ4を少し切るくらいのペースで30kmまでキープ。そこからはできるだけ粘ってタイムの落ちを最小限にとどめて目標は2時間50分切りです。
この日のために西☆練の木曜日の練習では常にキロ4を意識して練習していました。
上記の画像に写っているアミノバイタルはスタート30分前に摂取し、マグオンは12km毎に3回取ることにしました。補給食についてはレースの振り返りの中でまた触れます。
スタートから5kmまで
(以下、一部を除きタイムはGarminでの手動計測です)
(4kmでの計測ができていません。そのため、以下の画像すべてラップが実際の距離より1少なくなっています)
別大はタイム順にラインアップが決められています。きっとスタートの号砲と共にみなさん飛び出していくのだろうと思っていたのですが、
なんかスタートはもっさり……
それほど遅いタイムではないですが、1kmの通過が4:19! 突っ込むつもりはまったくないのですが、さすがにまずはキロ4ペースに乗りたかったのでそこからペースを上げました。
5km〜10km
10kmまでは特筆すべきことは何もありませんでした。タイムも御覧の通り、キロ4を少し切るくらいのペースで走ることができています。9-10kmでラップタイムが落ちている原因はよくわかりません。
10km〜15km
10km手前、亀川漁港前で折り返し、大分方面に向かいます。その折り返しの前後で新川橋を渡るのが別大最大のアップダウンになります。
このアップダウン、折り返し前よりも折り返し後の方が登りが長く辛く感じました。登って降ってを2回繰り返すことになるので、ここをテンポよくクリアすることが別大序盤のカギになりそうです。
この区間、画像を見るとペースを守って走ることができていたようですが(そしてその自覚もありましたが)なぜか長く感じました。
なお、予定通り12kmを過ぎたタイミングで補給食を摂りました。
15km〜20km
20kmでスタート地点のうみたまごにいったん戻ってきます。15〜20kmの区間と同様、この区間もなぜか精神的に辛くて、17kmの地点では「あと15km」などと訳のわからないことを考えていました。今思い返してもなぜそんな血迷ったことを考えていたのかよくわかりません。
ペースを守るために、ただひたすら集団についていきました。
20km〜25km
目標通りのペースで中間点までやってきました。この辺りでようやく精神的にもゆとりができました。別大ウォークの参加者の声援が耳に届いたり、別大国道の路面の悪さに気をつけたり、ただただ集団について走ること以外に意識を向ける余裕が出てきました。
24kmで予定通り2回目の補給食を摂りました。
25km〜30km
25kmを過ぎて大分市街地に入っていきます。上の画像の通りペースはまだ落ちていません。
ただ、3週間前にインフルエンザに罹って練習の負荷が軽くなった影響でしょうか、もうこの辺りから両脚の腿裏にかなり疲労感がたまってきました。
それでも大分川に架かる弁天大橋は問題なく通り過ぎて30km地点へ。コース右手にゴールのジェイリーススタジアムが見えてDNFの誘惑に駆られると聞いていましたが、実はまったく記憶にありません(笑)
30km〜35km
別大を走った方のブログなどをいろいろと拝見したのですが、多くの方がおっしゃっているのが、
30km以降の直線がつらい!
ということです。実際自分も走ってみて30km以降の直線は、大分市街地からやや離れて沿道の声援も少なくなり、かといってレース前半の海岸線のきれいな風景が目に入るわけでもなく、ただただ単調な直線を前を見据えて走るだけなので、かなり苦しく感じました。
加えて、いくつか小さなアップダウンがあって、すでに疲労感のある両脚に着実にダメージがたまっていきます。これはまずい、という自覚があったので、予定を前倒しして34km附近で3回目の補給食を摂りました。
35km〜ゴール
画像を見ればわかるように、34kmからキロ4ペースをキープすることができなくなりました。しかし、それは当初のプラン通り。この時おそらくキロ4ペースに対して1分以上の貯金もあるという確信もあったので、行ける行ける、と自分に言い聞かせて走り続けました。
35kmで折り返すと沿道の声援が多くなった気がしました。そのおかげか、ペースは落ちたものの許容範囲にとどめることができています。
しかし余裕はまったくありませんでした。後何kmと頭の前で繰り返す以外に何も考えることもできずに前へ前へ足を進めるだけでした。
そして、ようやく41kmを過ぎて大分川に向かう坂を登って川の手前を右折します。ゴールのジェイリーススタジアムに向かう最後の直線。ここまで来て、自分が憧れの別大を完走できそうだと少し実感しました。
スタジアムに入ってトラックを約1周します。自分では目いっぱいペースアップしているつもりでした。ゴール直前、タイム表示は48分代。最後の力を出し尽くしてゴールラインを越えて、こうして憧れの別大マラソンは終わりを迎えました。
リザルト
結果は画像の通り、2:49:00でした!
最後力を振り絞ったのですが、48分代には1秒届きませんでした。手元のGARMINのタイムは2:48:55だったので速報タイムを見た時はちょっとがっかりしたのですが、それでも
目標の2時間50分切り達成です!
ところで、ゴール後、とにかくへとへとでなんとか足を動かし、カテ2の更衣場所である大分舞鶴高校の体育館へ。動かない体を動かして着替えを済ませて体育館の外に出ると、
西☆練でお世話になっているランナーさんに見つけてもらえました!
みなさんと健闘を讃えあうことができて、ここでも練習会に参加させていただいていることのありがたみを感じることができました。
最後に
これが、ずっと憧れ、そして目標にしてきた別府大分毎日マラソン初参戦の振り返りになります。
実は、この振り返りを文章にまとめていて実感していることが、
記憶があまりない!
ということです。これまで大会を走った後はしばらくはっきりとした記憶があってブログにまとめるにも簡単に思い出すことができたのですが、この別大は振り返ろうと思っても記憶が断片化してよく思い出せません。
とにかく不思議な1日でした。上に述べたように記憶もあまりなく、1日があっという間に終わってしまい、大会中だけでなく、この日1日をどう過ごしたかよくわからないまま、ただ、充実感だけは確かにありました。
尻切れとんぼな感じはありますが、これでパセリにとって憧れの別府大分マラソンの振り返りは終了といたします。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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