東京レガシーハーフマラソン2023出走記

こんにちはパセリです。2023年10月15日(日)に出走した東京レガシーハーフマラソン(以下LHM)を振り返ります。よろしければぜひ最後までお読みください!

東京レガシーハーフマラソンって?

レガシーと一見仰々しい名称のこの大会、東京2020パラリンピックのコースを使って末長く継承するということで2022年から始まりました。2023年は国立競技場脇をスタートし、国立競技場のトラックを4分の3周走ってゴールするというコースレイアウトになっています。

またこの10月15日(日)はMGCとの同日開催、MGCは男子が8:00、女子が8:10スタート。LHMが9:50スタート。LHMはMGCのコースの一部と重なっており、おそらくLHMのスタートから数kmはMGCのランナーとスライドすることができるようになっています。

ところでLHMは2022年のエントリー費がなんと驚きの20700円! さすがにハーフマラソンでこの金額は出す気にならなかったのですが、2023年は13200円に減額。それでもハーフマラソンとしてはけっこうな高額ですが、上記の通り国立競技場内を走ることができる点に惹かれて今回エントリーすることにしました。

前日のエキスポ〜宿泊

ランナー受付は10月13日(金)・14日(土)の2日間。自分は前日に東京入りし、品川駅で乗り換えを間違えるという失態を犯しながらも13:30ごろに国立競技場に到着。受付を済ませて主にASICSのエキスポを楽しみました。

2023 10/14TokyoLegacyHalf expo

そもそも前日のエキスポで国立競技場のフィールドに立ち入ることができることが貴重な経験でした。普段は上の画像のような写真を撮ることは滅多にない(実は長蛇の列に並ぶことが大の苦手)のですが、今回は国立競技場内ということもあり(列もそんなに長くなかったので)記念に撮ってもらいました。

受付を終えてからはいったん東京タワーに立ち寄ってから皇居へ。皇居に着いた時にはもう夕刻だったのですが、こちらの記事に記した通り東京記念の皇居ラン。そこからホテルに移動し、風呂・夕食を済ませて22時前には就寝しました。ちなみに大会前日の夕食は普段と違うものを食べてお腹をこわすことがないよう、コンビニ弁当で済ませるようにしています。もちろんこの日もコンビニ弁当とサラダで済ませました。

当日朝

当日は5時前に目が覚めました。その時には9時半スタートと勘違いしていて、6時半までに朝食を済ませました。ちなみに大会当日の朝食は、前泊の場合はコンビニのおにぎり3つとお味噌汁、そして野菜のスムージーに決めています。

MGCのスタートを観るために少し早めに国立競技場へ移動したのですが……恥ずかしいことに入場のためのQRコードの表示になぜか手間取ってしまい、スタンドに到着したのは男子がスタートした直後でした。ところで、ご存知の通りこの日午前中の天候はしっかりとした雨。スタンドでは風もあったので体を冷やさないよう整列ギリギリまで長袖のままストレッチやアップしていました。

整列時刻が近づいたので、ウェアを着替え、100均のレインコートを羽織ってBブロックへ移動。Bブロックの整列地点は残念ながら道路上だったので大粒の冷たい雨に打たれることになってしまいました。しかもスタート地点でレインコート用のゴミ箱があるということでそこでレインコートを捨てたために、スタート前数分は全身ずぶ濡れで体を冷やすことになってしまいました。これは大きな判断ミスでした。レインコートはスタートまで脱がず、走り出してから脱いでどこかのゴミ箱に捨てるようにするべきでした。

スタートから10kmまで

2023 10/15 tokyolhm start-10km

(ここからのタイムは全て手元での手動計測です。画像の通り1km・5km地点での計測ができていません)

人気の大会ということでBブロックとはいえスタート地点にたどり着くまで約1分。1km表示は見落とし、2km表示の地点で既にスタートから10分弱経過していました。スタートから3:50〜3:55/kmペースで積極的に走ろうという目算は大きく崩れてしまいました。

ところで既に記したように、前半でMGCの選手たちとスライドすることになります。ですのでできるだけ道路の右に寄って走っていると、先頭を走る白いユニフォームの選手が! ところが、もともと視力がよくない上にサングラスに多くの水滴がついて、走ってくる選手が誰なのか、全く視認できませんでした……残念です。男子の先頭の後は3人の選手のデッドヒート、そしてしばらく男子の選手とスライドした後、女子の先頭の2人とスライドしたところまではなんとか声援を送ってそこからは自分のランに集中することにしました。

上記の画像で振り返ると、2km以降しばらくは当初目標の3:50〜3:55/kmペースで走ることができていたようです。しかし9km地点から少しタイムが落ちていることがわかります。

10kmからゴールまで

2023 10/15 Tokyolhm 10km-goal

(14km地点での計測ができていません)

データで振り返ってみると、後半では3:55/kmペースを切ることができなくなり、途中4分以上かかっているところもあったようです。前半どしゃ降りと言っていいほど降っていた雨は、大手門の二度目の折り返し付近からあまり気にならないほどになっていたのですが、当初想定していたペースはキープできませんでした。

今回の大会のハイライトは16km手前あたり、前方に緑色のウェアの小さな女性の背中が見えました。そしてその左にはピンクのビブスのランナーが!

そうです。東京パラリンピック金メダリストの道下美里選手が前方を走っていらっしゃいました

そこからは道下選手の背中を目標に力を振り絞って走りました。そして18km過ぎからの登りでさらに力を振り絞り、19km手前で道下選手を抜き去りました。

(道下選手はこの大会でブラインドマラソンハーフの世界記録を更新なさいました。おめでとうございます!)

そこからはもう一度登りがあるのですが、あまり記憶がありません。どちらかといえば国立競技場に向けて最後は緩やかな下りになっていた印象で、20km地点からは本当に全力で駆け抜けるような感じでした。

そしてフィニッシュ。国立競技場に入ってトラックを4分の3周。競技場内は道下選手の世界記録に向けて大音量のアナウンスと大歓声。そのアナウンスと歓声を自分の力に換えて、トラックをゴールまで駆け抜けることができました。

走り終えて

公式の速報だとゴールタイムは1:24:24。既に述べたようにこの日はPBを目指して少なくとも3:50〜3:55/kmペースで走りたかったのですが、残念ながら84分すら切ることができませんでした。最初の2kmに10分弱かかった分を取り戻そうと思って積極的にペースを上げたつもりなのに84分を切れず、不本意な結果に終わりました。

と思っていたのですが、公式速報のネットタイムは1:23:21なんとこれはネットタイムだとセカンドベストでした。自分で言うのもなんですが、前半大雨の中、しっかり目標に向けて走ることはできたのかもしれません。

と言うことで、自分の東京レガシーハーフマラソンは幕を閉じました。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2023 10/15 tokyolegacyhalf

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