左ひざのけがその4ー続報・骨壊死ではありませんでした。

2022年9月15日

こんにちはパセリです。先週の記事(2022/9/4公開 以下のリンク参照)の続報になります。結論から言うと左ひざの痛みは大腿骨の壊死ではなく軟骨の欠損に起因するものでした。

自分なりに考察もしてみたのですが、実は骨壊死ではなかったってかなりお恥ずかしい話です。医学的に正しいことを述べているわけではないことを強調しておいてよかったです😅

今回の記事は先週の記事の続報です。とりあえず骨壊死から軟骨の欠損と診断が変わったことについて感じたことをやはり雑記的にまとめてみます。

注意! 医師の診断に基づいていますが、ブログ主自身は医学的知識を全く持ち合わせておりません。もしもブログ主と同じ症状があるとしても、くれぐれもこの記事の内容を鵜呑みすることなく、必ず医療機関で正しい診断を受けるようにしてください!

実は状況は悪化した?

先週の記事でも述べたように、「骨の壊死の可能性」と言う言葉を聞いたときには大きなショックを受けました。そのショックを受けた気持ちをTwitterでもツイートしたのですが、多くのフォロワーさんから励ましのリプライをいただきました。その中の一つ

「壊死という表現が、実態を表してないような」(ご本人に引用の許可を得ていないので、リプライそのものではなく言葉だけ引用しておきます)

というものがありました。

「壊死」というと患部がダメになってもう治らなくて切除、という印象があったのですが、「骨の壊死」は適切に対処すれば自然治癒する可能性が高いようです。つまり自分は「壊死」という言葉を聞いたときに、その言葉が持つ印象から勝手に重症だと落ち込んでいたわけです。

その後骨壊死について調べていくうちに上記の通り自然治癒することを知り、時間をかけてじっくり回復に努めようと、安心、とは違うのですが、少なくともネガティブな感情はなくなりました。

そして総合病院での、軟骨の欠損との診断。

そもそも7月から始まる左ひざの痛みは、当初「ひざ内側の軟骨がすり減っている」と診断されていたので、その診断からすれば何ら不思議な診断ではありません。ただし、ご存じの通り、

  軟骨は自己治癒しません!

一度「骨壊死」は自然治癒する、と希望を持った後なので、改めて「軟骨の欠損」と言われてしまうと、なまじ楽観してしまっていたのでプチ絶望感みたいなものに襲われました。

ちなみに、改めてMRIの画像ですが、

2022/9/8 Leftknee1

これはひざを前から撮った画像。先週のブログに載せた画像と同じ画像(のはず)です。白い丸の中、明るく光っているのが軟骨の欠損箇所で、10mmほどの長さだそうです。

2022/9/8 Leftknee2

これはひざを横から撮った画像。やはり白い丸の中、明るく光っているところが軟骨の欠損箇所です。こちらは8mmちょっとの長さとのことでした。

治療の選択肢

医師から示された治療の選択肢は3つでした。

1.リハビリ

いわゆる保存療法です。膝関節周囲の筋肉を鍛えたり、痛みが出ないようにひざの動きを修正したり、ということです。

ただし、医師によれば負傷箇所を治療するわけではないので根本的な解決にはならない。このままランニングを続けるなら確実にいつか無理が生じる、とのこと。さすがに医学的知識皆無の自分でもそれはよく理解できます。

2.関節鏡手術によるドリリング

関節鏡というものを用いて手術をして患部に処置を行う。具体的には骨に小さな穴を開けて骨髄液を患部に染み出させると、その骨髄液が軟骨を再生させるそうです。ただし、この軟骨は非常に弱く、時間がたてば今と同様に欠損してしまう可能性もあるとのことでした。

(調べてみると、膝関節に本来あるのは「硝子軟骨」、骨髄液が再生させるのは「繊維軟骨」で、繊維軟骨は硝子軟骨よりも弱いようです。「弱い」という言葉が適切かどうかはわかりませんが)

3.自家骨軟骨柱移植術

ひざの軟骨の別の箇所から欠損箇所に軟骨を移植する手術です。これなら根本的な治療になりそうですが……入院一ヶ月、職場復帰にはさらにそこから数週間かかるとのこと。

1は根本的な解決にはならない。3は現在の欠損状況と日常生活に与える影響が大きすぎることを考えると大掛かりすぎるかもしれない。ということで、医師からは2の関節鏡手術によるドリリングを勧められました

やはり手術は回避したい

医師の説明を聞いたときには、提案通り関節鏡を用いたドリリングが妥当なのかな、とは思いました。しかし、前回の記事でも述べたように

今現在痛みはないのに大きな決断を必要とする治療を選択しなければならない必然性を自分は感じないのです。

日常生活に何の支障もないのに手術をするとすれば、それは今まで通りマラソンでの好タイムを目指して走るためです。

でも、手術をしても今までと同じように走れないとしたら?

関節鏡によるドリリングでも手術からリハビリを経て走れるようになるまでには数ヶ月かかるとのこと。しかも、その手術で軟骨が元通りになるわけでもありません。長い人生の中のたった数ヶ月とはいえ、その数ヶ月後にひざを痛める前と同じように走る自分をどうしても想像できないのです。

まして、今まで通りマラソンで好タイムを目指すのは義務でも何でもありません。ランニングの楽しみ方はタイムをめざすだけではありません。ランニングへの取り組み方を変えれば、自分と同じようなひざの負傷を抱えながら手術せずに走っているランナーさんも大勢いらっしゃるはずです。

これからどうするの?

改めて初心に戻ります。

以前のブログでこんなことを言っていました。

ただ症状が出たのがたまたまこのタイミングだっただけで、軟骨は以前からすり減っていたはずです。いつかは同じ症状が出たはずで、考えようによっては軟骨が完全になくなってしまう前に症状が出たので、むしろひざを労りながらランニングに取り組むきっかけになると言えなくもないのかもしれません。

左ひざのけがその1-水が溜まりました それでもタイムにこだわりたい!

もう軟骨がなくなったことはそれはそれとして、今できることをきちんと積み重ねていきたいと思います。

それから、無謀かもしれませんが2023年の別大をターゲットに練習したいと思っています。

繰り返しになりますが、2023年の別大を回避して左ひざの治療に専念したとして、数年後の自分が別大のスタートラインに立っている姿は全く想像できません。

でも、2023年の別大は確実にスタートラインに立てます。

このチャンスを逃す選択肢は自分にはありません。もしかしたら、出走後に後悔することになるかもしれません。そもそも満足な練習ができない可能性があるのですが、それでも2023年の別大を逃す理由が自分には考えられません。最後になるかもしれないからこそ、今、できることをしておきたいと思っています。

最後に、この記事は医療従事者から教わったこととブログ主が調べたことに可能な限り基づいていますが、ブログ主は医療的知識は皆無です。このブログの内容は決して鵜呑みにせず、ブログ主と類似した症状であっても必ず医療機関の診断を受けてください!

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